CAST profile

Steve Carell

スティーヴ・カレルデヴィッド・シェフ役

1962年8月16日、マサチューセッツ州コンコード生まれ。最初に注目を集めたのは、コメディ・セントラル放送のエミー賞受賞シリーズ「ザ・デイリー・ショー」(96~)の特派員役。そののち、エミー賞候補となったコメディシリーズ「ザ・オフィス」(05~13)で製紙会社の横柄なマネージャー、マイケル・スコットを8年間演じて人気を博した。この演技でゴールデン・グローブ賞TVミュージカル/コメディシリーズ部門最優秀男優賞を受賞。ジャド・アパトー監督の『40歳の童貞男』(05)で初めて長編映画の主人公を演じた。彼が共同脚本を担ったこの作品は世界で大評判となり、AFIにより年間最優秀長編作品10本の1本に選ばれた。『フォックスキャッチャー』(14)で、アカデミー賞®とゴールデン・グローブ賞の最優秀主演男優賞にノミネート。続く『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15)でもゴールデン・グローブ賞にノミネートされ評価を不動のものとする。また『怪盗グルーの月泥棒』(10)シリーズの主役グルーの声でも知られており、続編『怪盗グルーのミニオン危機一発』(13)と『怪盗グルーのミニオン大脱走』(17)でもグルーの声を担当。その他の主な出演作は、『リトル・ミス・サンシャイン』(06)、『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』(15)、『カフェ・ソサエティ』(16)、『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(17)、『30年後の同窓会』(17)など。今後の公開作としてアダム・マッケイ監督の『バイス』(18)、Welcome to Marwen』などがある。現在は妻とともにロサンゼルス在住。一男一女の自慢のパパである。

Timothée Chalamet

ティモシー・シャラメニック・シェフ役

1995年12月27日、ニューヨーク州マンハッタン生まれ。父はフランス人。母と姉も女優で、叔父は映画監督、祖父は脚本家という芸能一家。幼い頃から演技や舞台に親しみ、ロバート・デニーロやアル・パチーノも卒業した名門ラガーディア高校演劇科に進んだシャラメは、在学中の2012年に人気テレビシリーズ「HOMELAND/ホームランド」シーズン2にも出演。副大統領の息子フィン・ウォルデン役で注目を集めた。映画デビューは、2014年の『ステイ・コネクテッ ド〜つながりたい僕らの世界』〈未〉。同じ年の『インターステラー』では、マシュー・マコノヒーの息子トムを演じて強い印象を残す。2017年『君の名前で僕を呼んで』での驚くべき演技で大旋風を巻き起こし、スター性と演技力を兼ね備えた“ミレニアル世代のレオナルド・ディカプリオ”と呼ばれ、1939年以来最も若いアカデミー賞® 主演男優賞候補者となるなど、ハリウッドが今最も期待する俳優となった。その他の主な出演作は、『クーパー家の晩餐会』(15)、『レディ・バード』(17)などがある。今後はウディ・アレン監督の新作でエル・ファニング、ジュード・ロウと共演する『A Rainy Day in New York(原題)』(19)、シェイクスピアが原作の『THE KING(原題)』(19)、グレタ・ガーウィグ監督と再タッグを組みエマ・ワトソン、メリル・ストリープと共演する『Little Women(原題)』(19)、さらにはウェス・アンダーソン監督の新作『The French Dispatch(原題)』(19)にも出演が決定。さらに主演を務めるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『デューン 砂の惑星』の撮影が控えている。

Maura Tierney

モーラ・ティアニーカレン・バーバー役

1965年2月3日、マサチューセッツ州ボストン生まれ。映画、テレビ、舞台での多岐に渡る活躍で高い評価を受ける円熟の女優である。現在出演しているテレビシリーズ「アフェア 情事の行方」(14~)の演技で、ゴールデン・グローブ賞を受賞し、エミー賞と放送映画批評家協会賞にノミネートされた。近年の出演作は『インソムニア』(02)、『ムースポート』(04) 〈未〉、『ベイビーママ』 (08)〈未〉、『俺たちダンクシューター』(08)、『Anything(原題)』(17)などがある。テレビでは、NBCの人気テレビシリーズ「ER 緊急救命室」(94~) で8シーズンエミー賞候補となった役柄を演じて絶賛を浴びた。

Amy Ryan

エイミー・ライアンヴィッキー・シェフ役

1969年11月30日、ニューヨーク市クィーンズ生まれ。舞台女優としてキャリアをスタートさせ、「ワーニャ伯父さん」、「欲望という名の電車」で2度トニー賞にノミネートされる。映画ではベン・アフレック監督の『ゴーン・ベイビー・ゴーン』( 07)〈 未〉でアカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞、SAG賞(全米映画俳優組合賞)の最優秀助演賞にノミネート。また『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)で、SAG賞キャスト賞を受賞。その他の出演作には、『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)、『セントラル・インテリジェンス』(16)、『潜入者』(16)、『Abundant Acreage Avai lable ( 原題)』(17)などがある。スティーヴ・カレルとは「ザ・オフィス」でも共演している。

Kaitlyn Dever

ケイトリン・デヴァーローレン役

1996年12月21日、アリゾナ州フェニックスに生まれ。ハリウッドの若手注目株のひとりで、ヴァラエティ誌が選ぶ注目の10人の俳優にも選出された。その演技力が凝縮されているのが、批評家に絶賛された、カミング・オブ・エイジコメディ『The Spectacular Now』(13)である。その他の出演作に『J・エドガー』(11)、『ショート・ターム』(13)、『アラサー女子の恋愛事情』( 14)〈未〉など。今後控えているのはヒュー・ジャックマン、ヴェラ・ファーミガ、J・K・シモンズと共演しているジェイソン・ライトマン監督『フロントランナー』(18)、オリヴィア・ワイルド初監督作品『Booksmart(原題)』(19)など。

CREW

FELIX VAN GROENINGEN

監督フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン

1977年ベルギー生まれ。2000年にゲントの王立芸術アカデミー(KASK)を卒業し、映像芸術の学士を取得。2009年のカンヌ国際映画祭の監督週間でプレミア上映された『The Misfortunates』(09)で国際的な注目を集めた。『オーバー・ザ・ブルースカイ』(12)で世界的に高い評価を受け、2014年アカデミー賞® 外国語映画賞にノミネートされ、セザール賞最優秀外国映画賞を受賞。『ベルヒカ』(16)〈未〉は2016年サンダンス映画祭でプレミア上映され、ワールド・シネマ・ドラマ部門で監督賞を受賞した。本作品が彼の初めての英語作品である。

Director's Comment

2014年にデヴィッドと息子のニックの回顧録を読んだ時、心の底から感動した。デヴィッドとニックは、ニックの復帰とドラッグ依存の再発いう家族の体験を綴っているが、それと同時に人生の喜びや純真さ、愛を感じる瞬間も描いている。
私はこれまでに英語の映画を作ろうと考えたことはあったけど、私自身の心に響く題材がなかった。だが2人の物語は違っていたんだ。家族の絆、理解への幻想、時の経過……、私が今までの映画でテーマにしてきたものばかりだ。2人の物語に描かれていた生々しい感情やその描き方に心を動かされた。家族は無償の愛を捧げるのだが、それが簡単にできることではなく、またドラッグ依存と付き合うことは信じられないほどの不条理を受け入れなければならないことだと気づいていく。製作にあたり2人は私を家に招いてくれて、自身の体験を驚くほどオープンに語ってくれた。彼らは自分たちが体験したことすべてを包み隠さず明かしてくれた。彼らの暮らしや人柄に触れることは、すばらしいことだった。私が育った場所から遠く離れて、かつ私の家族とは全く違っていていたが、そこに漂っている愛情には似通ったものがあった。すばらしい家族の核となる部分が大きな試練という形で試され、それに対処するお互いの心からの想いには、本当に感服と感動をした。私が映画を作っているのは、私自身の経験を精査して、必要としている難題に自分を追い込むためだ。自分の過去や喪失感に向き合うことで、学べる。私は26歳の時に父を亡くしたが、父は映画を通して私の中で今も生きているんだ。だからこそ、父と子の物語に私は惹かれるのだろうな。自分の映画を通して人生を謳歌することを学んでほしいんだ。私はそれぞれのキャラクターを理解しようとしているし、自分が感じた彼らへの共感を観客の人たちにも感じてほしいんだよ。
映画を作り終えて、ベルギーに戻ってきた私は、自分の息子に対して初めて父親になったような気がした。あれほどまでに誰かを愛する喜びを感じるなんて信じられないくらいだ。2人の物語が私にしてくれたように、この映画で多くの人が、多くのことを感じ、心を開いてくれることを望んでいる。

LUKE DAVIES

脚本ルーク・デイヴィス

小説家、エッセイストとしても活躍する脚本家。自伝的小説「キャンディ」をもとにした2006年の同名映画で、ニール・アームフィールド監督とともに脚本を執筆しAWGIE賞(オーストラリアの脚本家組合賞)、AACTA賞(オーストラリアのアカデミー賞)最優秀脚色賞を受賞。その後、映画「ミッシング・デイ」(14)や「ディーン、君がいた瞬間(とき)」(15)で脚本を担当する。『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』(16)で、アカデミー脚色賞にノミネートされ、英国アカデミー(BAFTA)賞で最優秀脚色賞を受賞した。5冊の詩集を出版している詩人でもある。

BRAD PITT

製作ブラッド・ピット

1963年12月18日生まれ、アメリカ・オクラホマ出身。数々の作品に出演し、人気・実力ともに兼ね備えたハリウッド俳優。2002年にプランBエンターテインメントを創立し、プロデューサーとして『ディパーテッド』(06)『それでも夜は明ける』(13)、『ムーンライト』(16)とアカデミー賞®作品賞に輝く作品を手掛ける。製作陣にはアンドリュー・ドミニク、テレンス・マリック、スティーヴ・マックィーン、ジェームズ・グレイ、デヴィッド・ミショッド、ライアン・クーグラー、バリー・ジェンキンズ、ポン・ジュノ、ブリット・マーリング、ザル・バトマングリッジら個性あふれるストーリーテラーが名を連ねている。プランBは将来を見据えて、常に新しい作品・販路にチャレンジし続けている。

DEDE GARDNER

製作デデ・ガードナー

ブラッド・ピットの製作会社、プランBエンターテインメントの共同社長。近年のプロデュース作品には、『ツリー・オブ・ライフ』(11)、『ジャッキー・コーガン』(12)、『ワールド・ウォーZ』(13)、アカデミー賞®作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』(13)、『グローリー/明日への行進』(14)、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15)、そして同じくアカデミー賞®作品賞を受賞した『ムーンライト』(16)などがある。

JEREMY KLEINE

製作ジェレミー・クライナー

ブラッド・ピットの製作会社、プランBエンターテインメントの共同社長。プロデュース作品には、『それでも夜は明ける』(13)『グローリー/明日への行進』(14))、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15)、『ムーンライト』(16)、『オクジャ/okja』(17)など。デデ・ガードナーとともにジェレミーは、プランBの映画及びテレビの企画、製作の総責任者をしている。

ETHAN TOBMAN

美術イーサン・トーマン

1979年カナダ、ケベック生まれ。ビヨンセ、マドンナ、テイラー・スウィフト、エミネム、レディー・ガガ、ケンドリック・ラマー、レニー・クラヴィッツなどのPV、BMW、ナイキ、メルセデス、ロレアルなどのCMのセットデザインも担当する。映画では、『トゥエルヴ』(10)〈未〉、『もしも君に恋したら。』(13)〈未〉、『最高の人生のつくり方』(14)〈未〉、『ルーム』(15)などを担当する。

RUBEN IMPENS

撮影ルーベン・インペンス

1971年ベルギー生まれ。王立芸術アカデミー(KASK)で写真とビジュアルアーツを学ぶ。これまで50本以上のCM、12本の短編映画、17本の長編映画を手がけ幅広いプロジェクトで活躍する撮影監督。代表作に『オーバー・ザ・ブルースカイ』(12、『KOKORO』(16)、『RAW 少女のめざめ』(16)など。

NICO LEUNEN

編集ニコ・ルーネン

1974年ベルギー生まれ。フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲンと撮影のルーベン・インペンスとのコラボが続いている。人はこれまでの作品『The Misfortunates』(09)、『オーバー・ザ・ブルースカイ』(12)、『ベルヒカ』(16)〈未〉でもタッグを組んでいる。2013年、ルーネンは彼のフランドル映画に対する貢献に対して、名誉あるフランドル映画文化賞(Culture Award of Flanders for Film)を受賞した。

EMMA POTTER

衣装エマ・ポッター

主な担当作品は『127時間』(10)、『クリード チャンプを継ぐ男』(15)、『母の残像』(15)、『人生はローリングストーン』(15)〈未〉、『ザ・サークル』(17)など。最近、テレビシリーズ『TRUE DETECTIVE』(14〜)のシーズン3を終えたところである。